당산서원 출판사 堂山書院/남양섬에서 살다

報道資料:『南洋の島で生きた, 朝鮮人、松本の回顧録』と世宗図書に選定

자몽미소 2018. 9. 6. 13:16

報道資料:『南洋の島で生きた, 朝鮮人、松本の回顧録』、世宗図書に選定


 済州大学社会学科の趙誠倫(チョ・ソンユン)教授が編集して発行した本、南洋の島で生きた, 朝鮮人、松本の回顧録』は 韓国の済州島にある 堂山書院出版社で2017年に出版された。その本が韓国文化体育観光部の主催、韓国出版文化産業振興院の主管で毎年に行っている<世宗図書事業>で 2018年教養図書に選定された。


 この本は、全慶運と言う朝鮮人が自分の人生を回顧した記録だ。 

<全慶運(チョンギョンウン)>氏は朝鮮半島が日本統治下だった1915年に平安北道の地方である定州(チョンジュ)で生まれており、東京高等拓殖学校に留学したあと、1939年には南洋貿易株式会社の職員としてサイパン島に派遣された。それから6年間サイパン北部の島々を転々しながら日本人管理、沖縄県の人たち、島の原住民、日本軍と一緒に過ごす。 しかし、太平洋戦争が終わって、サイパンの朝鮮人収容所に収容されたが、祖国には帰られなかった。原住民女性と結婚したからである。彼は日本式の通名である'松本'でアメリカの市民になり、2003年に死亡した。テニアン島で暮らした60余年の間、彼は朝鮮人であり、時には日本人になって、太平洋戦争の敗戦あとはアメリカに所属された人になる。彼の国は日本から解放後、大韓民国にたったが彼は韓国人にはなられなくて息を引き取ってしまった。


 この本は、個人の記録で歴史を読むことができるという点で韓国近代史の貴重な資料になる。 その当時の朝鮮と日本の物価状況、経済的な移民と日本軍の動態、原住民の生活の姿も素直でいきいきと描かれた。 

 また、この本には既にその島々に移住して生活していた沖縄人々 も見える。パガン島で椰子園の管理監督をしていた、諸見、比嘉 などは家族を連れて出稼ぎに行った沖縄人だったのが分かる。彼らとは仲良く暮らしたエピソドも書いていた。

<全慶運(チョンギョンウン)>氏は、この回顧録で南洋の島に来る間に夫婦喧嘩をして自殺した沖縄人の話から、沖縄の歴史と文化、沖縄人の生活の模様まで、自分なりの所感を述べていた。(95-99ぺーじ)さらに、文字で表現しにくいものを挿し絵を添えて説明した点も目立つ


 趙誠倫 教授は2010年から、日本植民地時代の移民、強制連行、慰安婦、などの様々な形で太平洋の島に行かれた朝鮮人を研究しており、2013年には『南洋群島、日本帝国の太平洋の島の支配と挫折』を出版した。2013年には、全慶運(チョンギョンウン)氏の記録を入手して2017年、南陽の島で生きた, 朝鮮人、松本の回顧録』というタイトルで出版した。