일본어 옮겨 적기 ( 2016년 10월 14일、11月23日、)
緑の平和
会社がある神保町は、言わずと知れた『カレー天国』。
〈ボンデイ〉 〈マンダラ〉 〈やぐらカレー〉。 中でも私のお気に入りは、共栄堂のスマトラカレー。こげ茶色のルーが、そこはかとなく辛味を帯びて、じわじわと汗を誘う。
基本的に、お昼は三九0円のお弁当に決めているが、何かあった時,たとえば二日酔い,たとえば仕事でちょっと心がささくれだったときなど、私は共栄堂で,こう注文する。
「チキンカレーと、小サラダ」
実はこのお店,サラダも美味しい。ロンドンにいる衛兵の指先のようにシャキンとしたキュウリ。新鮮なレタス。トマトの皮は剝いてあり、甘い。控えめなポテトサラダもついていて、ラインナップは申し分けない。
そういえば、会社の同僚たちに「サラダをイメージしてみて。何が入っている?」と訊いた事がある。
答えは,さまざまだった.レタスやきゃべつなど緑のものしか想像しない人。ニンジンやトマトなと赤いものが必須な人。コーンがなかればサラダじゃないという黄色系の人。
サラダの語源は,古代ギリシャまで坂のぼり、「サル」は塩の意味で,塩をふりかけるという動詞、「サラ-レ」からきているという説が有力らしい。
私には,どうしても食べられない野菜がある。グリーンピース。
はじめ、緑の平和という意味だっと勘違いしていたその丸い粒は、気を許すと何処にでも入り込んでいる。
シューマイやチャーハンは定番だが, ポテトサラダ、キッシュ、トマトスープに潜んでいるのを見過ごしてしまいそうになる事がある。危ない危ない。周りに大好きな人もいる。彼に罪は無い。
でも、苦手。
そういえば、大学一年のとき、とんでもない思いをしたことがある。
私の中の『緑の平和』事件。
大学一年のとき、旅行研究会なるサークルに入った。
新しい旅の創造、今しか出来ない旅の提案、どんな意見が交換されるかと思っていたら、他のサークルの類に漏れず、男女が集うただの飲み会集団だった。
でも、ひとりだけ、真面目に『旅行』について勉強している男子がいた.それが、斉藤始君だった。始君は、旅館の跡取り息子。本気でこれから求められる日本人の旅について取材していた。私もなんとなくただ飲み会のテンションについていけなかったので、自然とはじめ君と話すようになった。
彼の実家は、神奈川県湯河原町で温泉旅館を営んでいた。
始君は口数が少ないけれど、湯河原のことになると饒舌になった。「ほんとに、自分の生まれた場所が好きなんだね」 感心して言うと、「月原さんは、そんな場所、ないの?」と驚いたような顔。彼は自信たっぷりに、すっきりした顔でこう言った。
「究極的には、旅は自分の原風の景を探すって事だっと思うんだ」
六月のある日、始君から、温泉に誘われた。
実家の温泉に泊まらないかというのだ。女子としては、迷う。どういう意味だろう。始君の親に会うんだろうな。私は何で紹介されるのかな。そんな私の思案とは関係なしに、計画は進み、いよいよその日が来た。
湯河原駅には白いウゴン車が待っていて、ハジメ君は法被を着たおじさんに、<坊ちゃん>と呼ばれた。
車は急な坂をどんどん登る。やがて、一軒の古い旅館が見えた。
ハジメ君のお母さんは,きっちりきものをきこなしたまさしく<女将>のたたずまい。
<まあ、想像したより可愛らしいわね>そんな最初の一言で、私はすっかりいい気持ちになった。
<ハジメがいつもお世話になっています。月原さんの事は、いろいろ聞いていますよ。ふふふ>。最後のふふふが気になる。
ハジメ君、私をはなしたのかな。
温泉の湯は,まったりと体に優しく,匂いもなく、私のこのみに合った。ああ、なんだかいい旅になりそう。それは夕食までのつかの間の憩いだった。
夕食のご飯.たっぷり盛られたお茶碗に緑色の粒が見える。<グリーンピースご飯よ>女将さんの、いきなり切り札を出したような満面の笑み。
〈 〉 〈 〉 〈 〉 〈 〉 〈 〉〈 〉
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